イヌワシストア
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上越新幹線 上毛高原駅構内のコーヒースタンド。
観光協会と地元事業者で運営していた旧店舗「みなかみツェルト」が2023年10月に閉業後、空き店舗となっていたが、新たな運営事業者公募がかかり、plowerが採択を受ける。
plower創業後初の新規事業で、既存2事業への誘客を目的に2024年4月に開業。
地域の環境保全活動である“赤谷プロジェクト”に賛同し、同事業の活動で伐り出された木材の活用も進める。
Data
JR東日本上越新幹線 上毛高原駅
1982年 駅開業
2018年 みなかみツェルト(前店舗)開業
2023年 みなかみツェルト 閉業
2024年 イヌワシストア 開業
イヌワシストアのある上毛高原駅は、水上温泉や猿ヶ京温泉、谷川岳に尾瀬といった、1年を通して楽しめる多様な観光資源を有するこの地域の、玄関口となる駅でありながら、新幹線の停車が1時間に1本程度。駅周辺の飲食店は1店のみ。加えて、在来線との接続がない駅なので、駅からの移動手段はバスかタクシー。ですが、そのどちらも数が少なく、二次交通は他地方と同様に大きな課題であり、駅周辺はいつも少し寂しい雰囲気が漂っています。
そんな場所で、どんなお店をつくるのか。プランを考え始め、すぐに思い浮かべたのは、plowerがこの町での事業(DOAI VILLAGE)をスタートした際に、町の人達がみなかみの自然の美しさを嬉しそうに話してくれた表情でした。
その自然の豊かさを象徴する一つの事例が”赤谷プロジェクト”です。群馬県と新潟県の県境に広がる約1万ヘクタールの国有林「赤谷の森」を舞台に、生きものが豊かに暮らせる森を取り戻しながら、地域とともに未来をつくる取り組みが20年を超え、人から人へ受け継がれて続いています。
その活動の一環に、森の生態系の頂点に立つ猛禽類”イヌワシ”の生育環境保全があります。赤谷の森には、生態系の頂点=アンブレラ種であるイヌワシが生息していて、それはこの地の自然環境が非常に多様で豊かである事の指標ともいえます。
そんなイヌワシの名を冠して、コーヒーと共に地域の魅力を少し知ってもらい、旅の記憶の一つにしてもらおう。そんな想いから”イヌワシストア”と名付けました。
あかるく入りやすくなったお店には、新幹線を待つ様々な国の人達が訪れるようになり、その人達が町内のどこでも買えるお土産ではなく、「みなかみ町にはイヌワシがいる」という話をコーヒーと共に持ち帰ってくれる状況を生むことができました。
この事実はきっと、これから先の地域の未来を助けてくれると信じています。
そしてもう一つ、イヌワシストアと共に、加速した取り組みが”イヌワシ木材”です。
店内什器に用いている木は、イヌワシの繁殖を促す為の狩場をつくる目的で伐採される木材で、建材用として手入れをされてきた木材とは明らかに成り立ちが異なります。
そのストーリーをそのまま、この木材の個性として表現し販売をすることで、地域の森林環境保全や関連産業への経済循環を促そうという動きが大きく動き出していて、イヌワシストアでは木材そのものや、家具の受注生産を地元事業者と共に進めています。
コーヒーと地域のお土産と木材販売、「日本一おもしろい新幹線駅内のコーヒースタンド」という掲げた目標を体現しながら、町の玄関口をさらに愉しく面白くしていこうと思います。
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