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JR上越線土合駅直結のアウトドアホテル。
土合駅は、谷川岳登山への玄関口として、1930年代の登山ブームを受けて開設されたが、時代の変化と共に1985年に無人化。
駅舎は、乗車ホームが地上と地下に分かれており、地下ホームへは486段の階段を下ることで、”日本一のもぐら駅”としても有名。
上信越国立公園内に位置し、冬季の積雪は4mを超える事もある豪雪地帯。

Data

JR東日本上越線 土合駅

1931年 開設
1967年 現駅舎完成
1985年 駅無人化
2020年 DOAI VILLAGE・喫茶モグラ 開業

喫茶モグラ

DOAI VILLAGEのある土合駅は、日本百名山のひとつ”谷川岳”の麓にあり、地上駅舎から地下の下り線ホームへは標高差82m、486段の階段を下る事から「日本一のもぐら駅」として鉄道ファンのみならず、多くの方に知られる有名な無人駅です。その知名度とは裏腹に、1日の乗降客数はわずか1桁台。地元の人からは「暗い」「怖い」と少し敬遠される存在でした。
この駅を新しく生まれ変わらせる、”無人駅活用プロジェクト”として株式会社VILLAGE INCがJR東日本スタートアッププログラムの採択を受けて2020年にDOAI VILLAGEを開業。それを引き継いで2023年よりplowerが運営を行っています。

「余所者だからわからないだろうけど、土合なんて冬の雪はとんでもない。通年屋外に止まらせるなんて無理だよ。」というのが、開発当時の地元の方からの声でした。
そんな中で、地形もわからない雑木林を自分達で刈って、現れた1本の木を中心に、DOAI VILLAGEのプランニングを始めました。
客室に使用しているインスタントハウスは、施設開発時点では実験段階のプロダクトで、DOAI VILLAGEが初の商用利用でしたが、国内有数の豪雪地である土合の環境にも耐える事が証明されて、その後は国内外への流通が広まって行きました。
また、豪雪の中でサウナに入り、そのまま雪へ飛び込むという体験サービスが、サウナブームと共に盛り上がり、冬の雪の楽しみ方、新しい魅力として、多くの方にDOAI VILLAGEを知っていただくようになりました。
地元の方の予想を良い意味で裏切り、1年の中でも冬季の宿泊はゲストのリピート率が最も高い状況になっています。
誰もができると思うことはやる必要がなく、一般的には難しいと感じる状況を、私達なりの想像と知恵を形にし、新しい価値を生み出していった、DOAI VILLAGEはその成功事例です。

DOAI VILLAGEのサービスのもう一つ、駅舎内の旧駅務室を改装した喫茶モグラ。
かつては駅員さんが切符を売っていた部屋を、当時の雰囲気はできるだけそのままに、土合駅を訪れる人達がゆっくりと過ごせる喫茶店として営業する事で、宿泊サービスだけでは出会えない多くのお客様との時間をつくり続けています。

こうして出来た地域の方々とのつながりが、土合駅とDOAI VILLAGEをただの宿泊施設と喫茶店ではなく、様々なイベントと共に地域の新たな魅力と、これまでにはなかった人の流れを生む場所へと育てています。

「土合」の由来は「出合(であい)であったものが、訛って“どあい”になった」という解説があります。
人が行き交い、出会う場所でもあった駅という場所の機能を、現代に合う形でDOAI VILLAGEとして表現し、これからも人の出会いをつくり続けたいと思います。

Gallery

Action

  • もぐらビアキャンプ

    地下ホームに、町内の”オクトワンブルーイング”含む複数ブルワリーのクラフトビール樽を貯蔵し、年に一度だけ熟成した味を楽しめる秋のビールフェスを開催しています。

  • 土合朝市・夜市

    土合駅周辺の朝の気持ち良さを愉しもうと、地域事業者と不定期で開催する朝のイベントです。夜まで開催の夜市も含めて地元内外の人が集います。